コロナ禍で犬や猫のペット人気が急上昇しているのは日本だけではありません。ここスウェーデンでもペットの需要は共有を遥かに超えています。そんな急成長をしているスウェーデンのペット業界で今ラブラドゥードルが大人気となっています。
今回は特殊な犬種の人気の内側と問題点について、地元紙でも取り上げられた内容についてまとめてみました。
ラブラドゥードルとは?
ラブラドゥードルは、ラブラドール・レトリーバーとプードルを人工的に交配した犬種です。
ラブラドゥードルは元々愛玩犬として交配されたわけではなく、介助犬として一般的に活躍していたラブラドール・レトリーバーが動物アレルギーで飼えない人のために、毛が抜けず動物アレルギーがないプードルの良いところを取り入れようとして研究され作られました。
ラブラドール・レトリーバーと同様に大きな体にプードル独特のちぢれた毛が覆って、見た目がとても愛らしいですよね。
アメリカの元大統領バラク・オバマ氏が動物アレルギーを持つ娘のためにラブラドゥードルを検討しているというニュースは有名ですが、アメリカ大統領のファーストドック候補となったラブラドゥードルは世界中で人気が急上昇しました。
北欧スウェーデンでも大人気なラブラドゥードル
過去記事「【2020年最新】日本とスウェーデンの人気犬種ベスト5」のスウェーデンで最も人気の犬種はラブラドール・レトリーバーでしたが、そのラブラドール・レトリーバーとプードルのミックス犬はここスウェーデンでも人気急上昇中なんです。
ただ、急激な人気急上昇が社会問題を起こしていることも危惧されています。
とっても高い
現在、この可愛いラブラドゥードルはスウェーデン市場で45000krから60000kr 日本円で57万円から77万円ほどします。
ペットを大切な家族の一員として迎え入れるスウェーデンでは、この価格は高くないと思う購入者がほとんどだそうです。日本ではまだ一般的ではない希少な犬種とはいえ、日本市場なら20万から30万で取引されているの聞くと、スウェーデンの価格が異常なほど高騰しているのがわかりますね。
犬の独自交配はブリーダー次第
実はこのラブラドゥードルはこれだけ有名になって人気になっておきながらまだ正式な犬種として認められていないんです。なので、ラブラドゥードルは正式には雑種犬なんです。そのため、交配や血統書についてはブリーダー次第なところがあります。
コロナ禍も手伝ってスウェーデンでもペットの需要が高まる中で、価格が高いラブラドゥードルはさらに値段が跳ね上がる可能性があるため、お金目的のブリーダーが安易に繁殖を繰り返していることが危惧されています。
まとめ
北欧で人気急上昇のラブラドゥードルはいかがでしたか?ラブラドール・レトリーバーもプードルも人気の犬種ですが、その人気犬種のミックスはとてもかわいらしいですよね。
だけど、急騰する価格に正比例してお金目的の劣悪な環境下での繁殖業者など問題も多々あるようです。家族の一員として迎え入れる覚悟があるなら、ぜひまずは人間同士ブリーダーとの信頼関係から始めたらすべて解決できるのかもしれませんね。あ、それでもお金は別かなぁ。
最後まで本ブログを読んでいただきありがとうございました。北欧で暮らす日本人家族、そして愛犬(まだいませんが)に関して、こんなこと知りたい!こんなこと書いて欲しいなどありましたら、ぜひコメントを頂きたいです。
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参考記事:https://nyheter24.se/nyheter/inrikes/948382-kritik-mot-hoga-priserna-pa-populara-blandrasen-inga-krav
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