こんにちは、今回は2021年11月初旬にあったスウェーデンの秋休みを使ったアオ君との初ドライブ旅行についてです。
ファールンってどこ?
ファールンは私たちが住むストックホルム市内から北へおよそ200キロ北上したところにある比較的大きな町の名前です。昔は非常に栄えた町だったようですね、なぜならファールンにはスウェーデンの銅生産を支えた大銅山があったからです。もちろん、今では閉山していますが、大銅山自体は保存されてユネスコの世界遺産にも登録されている観光名所です。
この日はスウェーデンの11月とは思えないとっても気持ちの良い晴天でした。だけど、昼間でも太陽はすでにかなり低い位置ですよね。これちょうどお昼ごろの写真です。
ファールン到着!
ファールンに到着しました!ストックホルムに比べればもちろん小さな町ですが、こじんまりとしていてとても落ち着く雰囲気でした。ここはちょうど町の中心です。大きなレストランが開店準備をしていました。
夏ならみんな外のテーブルでわいわい食事をしたりお酒を飲んだり楽しむのですが、さすがにスウェーデン人でも11月に屋外はあり得ません(笑)
ファールンの町の中心には川が流れています。ちょっと写真ではわかりにくいと思いますが、実はこのダーラナ地方ファールンの川や湖の水は焦げ茶色の色をしているんです。聞いた話ではこの焦げ茶色の水は銅や鉄分が多く含まれているかららしく、夏にスウェーデン人家族と湖に行った際には透明じゃない色にちょっとびっくりしたのを覚えています。
こちらはファールンに中心にそびえるKristine協会とアオ君のショットです。もちろん、アオ君にとっては教会なんて興味の対象ではないので無関心です。
ファールンにきたら大銅山からダーラナ美術館がおススメ
実はファールンは以前にも観光で訪れていて、世界遺産の大銅山には行ったことがあったので、今回は前回行けなかったダーラナ美術館に来てみました。
美術館に入って最初に飛び込んできたのはちょっと怖そうな女性の写真、この方知ってます?実はスウェーデンを代表する女性作家セルマ・ラーゲルレーヴさんです!え、もしかして知りません?まあ、実は私も知りませんでしたが、この方が執筆した作品ならご存知の方も多いのではないでしょうか?
日本でもアニメ化された「ニルスのふしぎな旅」の作者だったんです。私も子供の時に見た記憶があり、初めて体が小さくなったニルスがいつもいじめている動物たちに冷たくあしらわれる姿がとても可愛そうだけど、仕方ないかもなんて子供ながらに複雑な気持ちになったのを覚えています。
あとは、ファールンを含めたダーラナ地方の過去の生活や文化などを展示していましたが、一番の目的だったのはダーラナ地方といえばダーラナホースです。
ダーラナホースは、ダーラナ地方で作られる木製の馬の形をした置物です。スウェーデンに来たことがある方なら一度、いや何度も目にしたかと思います。そんなダーラナホースがここの美術館にはいっぱい展示されているんです。
ダーラナホースは元々森で働く木こりが遊び半分に子供のおもちゃとして作ったのが始まりと言われています。今でも1体1体手作りで作られていますが、なかなか良いお値段なので、ウチには今のところ一体しかおりません。
私のおすすめの代わりダーラナホースたちです。こちらはスウェーデンの国技ともいわれるカントリースキーをしているダーラナホースです。
こちらはバイクに乗るダーラナホースです。この曲線美が好きです(笑)
こちらは、モダンなアーティストさんにとる分解されたダーラナホースさんです。
そして、最後はダーラナホースではなく色々な動物をダーラナホースのようにペイントした動物たちの大集合です。
キリン、豚、馬など、様々な動物がみんなダーラナホース風にペイントされています。可愛くて犬の置物が欲しかったんですが、残念ながら売り物ではないので見て楽しむだけでした。
祝・初愛犬とのドライブ旅行 ファール編 その1はここまでです。その2では、初ペットOKホテルと朝食風景、そしてファールドライブ旅行の真の目的へと続きます。
最後まで本ブログを読んでいただきありがとうございました。北欧で暮らす日本人家族、そして愛犬アオ君に関して、こんなこと知りたい!こんなこと書いて欲しいなどありましたら、ぜひコメントを頂きたいです。
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