スウェーデンでお目当ての犬のブリーダーを探し続けて約1カ月、やっと希望に合いそうなブリーダーを見つけることができました!
運命のブリーダーとの出会い
ブリーダーの方はSKKに登録された正式なブリーダーで、現在はリタイヤされて夫妻で5頭の愛犬と共に暮らしているそうです。愛情を込めて犬を飼われているブリーダーのようで、繁殖は犬の年齢や体調を見て行っているらしく、きっと健康で元気な子犬を譲ってもらえるんだと思います!
ただ、ブリーダーも別に子犬をストックしているわけではないため(大切な生命なので当たり前ですが)、繁殖自体は今年の夏ごろを予定しているそうです。
んー、パパとしてはブリーダーが見つかる=子犬が飼えると期待していたので、まだまだ道のりは長そうです。
ブリーダーとの信頼関係
以前のブログでも書いた通り、ブリーダーから子犬を購入する場合には、金銭面だけでなく、ブリーダーとの信頼関係がとても大切になります。
ブリーダーからしてみれば、自分の子供のように可愛がってきた愛犬の子供を信頼できない家族には引き渡したくありませんし、飼い主もブリーダーと会うことによって子犬の親がどんな風に育てられているかを垣間見れるわけです。
今回見つけたブリーダーさんはスウェーデン人のご夫婦のようです。そして、まだ繁殖もしていないにも関わらず、日本人家族である自分達にぜひ一度親の犬たちを見にいらっしゃいと誘ってくれるではありませんか。
私たち家族は、スウェーデンに純粋日本人家族として移住しました。もちろん親切な方にもたくさん出会ってきてお世話にもなってきましたが、正直出会ったスウェーデン人の中には結構冷たい対応をされた苦い思い出も多々ありましたが、この老夫婦が快く迎え入れてくれそうでとても安心しました。
いざ、ブリーダー訪問
見つけたブリーダーさんのお宅訪問はさる2020年5月末に計画しました。なぜ”計画”したと書いたかというと、実はまだ子供たちには犬を飼うこと自体何も伝えてないからなんです。そう、つまりこれは妻と私だけの極秘任務なんです。
だって、ブリーダーを見つけてもまだいつ子犬が産まれるのかわかりませんし、その見つけたブリーダーにも少しだけ他にも待っている方がいるそうなので、子供に今話してしまうと期待するし、もし産まれてこなかった場合には、余計にがっかりしてしまいますからね。
そんなわけで、日々子供からは「犬飼いたい」攻撃を受けながらも、必死で受け流す日々が続いています(笑)。
さて、ブリーダーさん宅への訪問は5月末の月曜日と妻と決めて、お互いに有給休暇を事前に取得して、子供には学校帰りに友人宅に預かってもらう算段を付けました。子供は友人宅で遊べるということで何も疑っていないようでした、これで一安心。
当日の朝、子供を学校に送り出したら妻と自分も出発です!
しかーし、なんと子供が突然腹痛を訴えるではありませんか…妻のアイコンタクトで寝室に呼び出されます。小声で「どうする?」と聞いてくる妻。さすがに腹痛を訴える子供を置いてブリーダーさん宅には行けません。なにしろ、今回見つけたブリーダーさん宅はストックホルムから約300キロほど離れており、往復すると帰宅は夕方になってしまうからなんです。
妻的には、ブリーダーさんとの信頼関係の構築は子犬を譲り受ける上で絶対にしておいたほうがいいと強く言われていました。今回のためにちょっとお高いクッキーなんかもお土産に用意していたのに…2人で数十分考えましたが、子供の腹痛も良くなるようには見えなかったので、残念ながら今回のブリーダーさん宅訪問はあきらめることとなりました、残念。
まとめ
ブリーダーさんを見つけたのは良かったんですが、今回は縁がなくブリーダーさん宅への訪問は実現できませんでした。
気さくなブリーダーさんには突然だけど訪問できなくなった旨を伝えたところ、子供の傍にいてあげてねっと優しい言葉をかけてもらい、また時間ができたらいつでも来てねっと言ってくれたのは救いでした。
これからスウェーデンにも夏が到来しますし、きっとブリーダーさん宅への訪問は夏が終わることになると思いますが、もしかしたらその時にはすでに繁殖も終わって身籠っている犬に出会えるかもしれないと希望が湧いてきました!
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